床工事に特化し、施工実績は年間500件以上
株式会社秀和建工は、設立から30年以上にわたり、置床工事をメインに手がけている。マンションや戸建て、オフィスにとどまらず、工場や商業施設など幅広い用途に対応。「工事実績は年間500件以上、小規模工事の施工数では関東No.1」と語る中山哲夫社長に話を伺った。
◎ この数年で経営改革が進んだそうですね
社サイト「置床.com」を開設し、現在ではWeb集客による受注が全体の約9割を占めるまでに成長しました。また、成約率を高めるため、図面・工法・材料・金額など、あらゆる情報をデジタル化して明確化。試行錯誤の連続でしたが、お客様にとって納得と安心の材料となり、おかげさまで連日問い合わせをいただけるようになりました。
◎ 社内組織はどうですか
個人事業主が中心だった職人体制を、海外からの技能実習生も含めて等しく社員化し、人事制度・給与体系を再構築しました。モチベーションが大きく向上したことはもちろん、最も大きな変化は工事に対する責任感が増したことです。
工事だけでなく、お客様満足度まで意識して取り組むようになり、自然とリピート受注やアフター工事が増えました。
◎ 御社の強みを教えてください
ニッチな領域ですが、「他社がやらない・できない工事をやる」ことが差別化につながり、事業の好循環を生み出しました。最近は、シミュレーションゴルフ場からの置床工事に関する問い合わせが増えています。
打ったボールを勾配で集め、集中回収するための溝や勾配床をつくる施工は、高い技術力を要する特殊施工であり、こうした木組工事は、弊社ならではの強みです。
おかげさまで、置床工事とあわせて、内装工事など関連工事も一緒に対応してほしいという声をいただくようになりました。まだまだ成長途中ではあります。
2023年9月4日 5:55 AM
置床カテゴリー : メディア
置床タグ : DX施工管理, オフィス工事, マンション工事, 二重床, 内装工事, 再販業者向け, 専門工事店, 床リフォーム, 建設DX, 建設業, 技能実習生, 施工会社, 施工体制, 法人向け工事, 社員職人, 神奈川県, 置床, 自社施工, 関東エリア

置床工事の秀和建工。IT駆使の集客で安定経営
置床工事を手掛ける秀和建工(神奈川県大和市)の中山哲夫社長が、新聞社の広告営業などを経験後、同社に入社したのが1999年。他業種からの転身ということもあり、入社当初は周囲の職人に、露骨な無視や嫌がらせなど厳しい態度を取られることが多かった。この現状を打開するため、中山社長は皆が嫌がるクレーム処理や顧客への説明などの業務を率先して遂行。「社内で優位な立ち位置を獲得するには、周りがやりたがらない仕事を積極的に引き受け、結果を出すことが1番の近道」と自分に言い聞かせ、一心不乱に取り組んだ。また、職人としての技術も磨き、フローリングから聞こえる床鳴りの音だけで、その原因と結果が判別できる技術を習得できる頃には、職長として立場は逆転。職人との関係も改善されていたという。
代表就任後は、実の兄である中山惣一専務と2人3脚で経営を手掛けている。1番大きな改革として、1社の下請け工事のみに依存していた状態を脱却し、直請工事を全体の9割程度に増やせたこと。また、「置床.com」という自社サイトを創設し、工法や床の材質、エリア、施工した建物の種類ごとに分類した膨大な施工事例を紹介した効果が大きく、「潜在的な需要を表面化させ、現在の安定的な売り上げに繋げることができた」と経緯を語る。ウェブ開発やSEO対策など、最初は慣れず試行錯誤の繰り返しだったが、地道な実績の積み重ねと情報の更新により突破口が開けた瞬間になった。施工後に発行する建設産業専門団体連合会(建専連)の保証書も好評で、常に利用者が安心して依頼できる環境を整備していることが、秀和建工の特徴である。
社内では、入社初期から個人事業主の寄せ集め状態だった職人の体制を、正社員化に画一し社会保険を付与するなど、社員が安定して活躍できる組織に変革。給与体系も公正に職能給でランク分けし、手当もきちんと付けるようになってからは、「社員が高いモチベーションを維持しながら働けるように変わった」と目に見える変化を話す。インドネシアとベトナムから迎え入れた8人の社員からも「日本人と変わらない給料を貰えることに驚いた。業績を上げた分、収入も増えるので、これまで以上の結果を出していきたい」との声も上がっている。
「今後は、1部の外注している工事も内製化し、組織として高品質なサービスを安定的に提供できるシステムを確立していく」と展望を語る。「お客さまは、もちろん大事で必要不可欠な存在だ。しかし、経営者としての最優先事項は、社員が長く心地良く働ける土台を作り上げること。現段階では改善点も多いが、社員との対話を重視し、引き続き会社としての理想を追求していきたい」。
クラフトバンク総研【特集】業界リーダーに迫る
https://note.com/cri/n/nfd904edc8e6d
2023年2月1日 10:00 AM
置床カテゴリー : ニュース
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「置床専門店」を掲げ、関東圏で年500件の置床リフォームを手がける企業がある。それが、リフォーム売上高2億7,000万円の株式会社秀和建工(神奈川県大和市)だ。メイン顧客層は買取再販を手がける企業で、売上の9割を占める。なぜ、置床工事だけでここまで成長しているのだろうか。
◎ 間取り変更・遮音性向上で採用される置床工法
置床工法とは、床を全体的に持ち上げて段差をなくす工法のこと。元床に等間隔で設置した支持脚の上に床パネルを敷き、その上にフローリングを施工する。床下にできた空層部分には断熱材を入れることで、断熱性能や遮音性が向上し、マンション工事を中心に需要が高まっている。
同社の強みは、建物用途に応じて幅広い置床工事に対応できる点だ。マンションや戸建てだけでなく、オフィスや体育館などの非住宅建築にも対応しており、住宅と非住宅の売上割合は6対4となっている。
「最近はシミュレーションゴルフ用の置床工事需要が増えています。勾配とゴルフボールを集める溝を、置床工法でつくります」(中山哲夫社長)
◎ 工法の幅が差別化につながる
工法も多岐にわたる。例えば、フクビ化学工業の製品を活用する「フリーフロアーCPR工法」では、支持脚の上に厚さ20mmの床パネルを載せ、その上にフローリングを張る。
また「パネルリンク工法」は、四角形の床パネルを敷き詰める工法で、壁に取り付ける際根太が不要なため、遮音性能が高い点が特長だ。
◎ 買取再販業者からの安定受注
「売上高の9割は買取再販業者からの案件です。住宅のうち9割以上はマンション。社員職人7人と専属職人10人がおり、自社施工で対応しています」と中山社長は語る。
再販物件では、水回りの間取り変更に伴う置床設置が多い。直張り床では配管スペースの自由度が低いが、二重床を採用することで床下に配管を通せるため、柔軟なレイアウト変更が可能になる。
また、遮音性を確保する目的で置床工法を選ぶ再販業者も多い。床下にグラスウールなどを入れることで、遮音基準をクリアできる点も評価されている。
◎ スピードと品質を両立する施工体制
「月に2〜3件、安定してご依頼をいただく再販業者もいます。置床工事に特化しているため、作業効率と施工品質が違います。50㎡以上なら1日、100㎡以内なら2日で工事を完了し、クレームになることはほとんどありません。3〜4人のチームで動くことで、正確かつ効率的な施工を実現しています。他社では並行作業が多く、1週間かかるケースもあります」(中山社長)
◎ 施工事例を軸にしたWeb集客
現在の集客は、ほぼ自社ホームページから行っている。約10年前までは、売上の100%がフクビ化学工業関連の案件だったが、リーマンショックを機にWeb戦略へ転換した。
詳細な施工事例を数多く掲載し、工法、床材、エリア、建物用途などで細かくタグ分けを実施。現在では100以上のタグを用意している。
「2014年に補助金を活用してWeb開発を行い、SEOの重要性に気づきました。実績を積み重ねて外部認知を高めた結果、コロナ禍を機に成果が表れ、2020年4月期は2億1,000万円、前々期は2億4,000万円、前期は2億7,000万円と、安定した成長を続けています」
2023年1月21日 5:55 PM
置床カテゴリー : メディア
置床タグ : オフィス工事, パネルリンク工法, フリーフロアーCPR工法, マンションリフォーム, 二重床, 体育館, 再販業者向け, 専門工事店, 工期厳守, 床下配管, 施工スピード, 施工事例, 施工体制, 施工品質, 社員職人, 置床, 置床リフォーム, 自社施工, 買取再販, 遮音性, 間取り変更, 関東圏, 非住宅工事